色で楽しむキモノ~Let's coloranalyze!~

医師できものカラーコーディネーターが着物の魅力と生活のスパイスを書いています。

リハビリテーション科医師

介護本おすすめ「ひろぽと暮らせば」

ひろぽと暮らせば // リンク 認知症の義父ひろぽとの生活をお嫁さんが書いたというと葛藤とか拒否を思い浮かべます。 ところが、この嫁さんは観察して面白がっています。 根底に家族、ひろぽに対する愛があります。愛は介護が必要になってから育まれるもので…

同世代の子育ての思い出を聞いて学校教育の力を考えた

今朝(5月14日)のNHKで南京子先生が出演されていました。 映画「いのちの停車場」が公開されるのですね。 // リンク すでに就職、結婚、母親になってから、医師を目指した南京子先生。 学ぶことへひたむきな姿勢に感嘆しました。 そして、娘さんとの交流…

ワクチン接種 高齢者の底力に感激しました

着物好きが高じてきものカラーアナリスト、KICCAきものカラーコーディネーターになったリハビリテーション科専門医豊岡志保です。 このシリーズでは患者さんとのやり取りの中で気づいたことを書いていきます。 地域のコロナのワクチンの集団接種のお手伝いに…

看取りに自信がない

リハビリテーション科医師の気づき 着物好きが高じてきものカラーアナリスト、KICCAきものカラーコーディネーターになったリハビリテーション科専門医豊岡志保です。 このシリーズでは仕事の中でスタッフや患者さんとのやり取りの中で気づいたことを書いてい…

高次脳本⑩ リハビリテーション科の医師が選ぶ障害の本

高次脳本⑩ わかってくれるかな、子どもの高次脳機能障害 発達からみた支援 子どもが交通事故や脳炎、または脳の血管の病気で高次脳機能障害が後遺することがあります。 学校や、幼稚園に早く戻ってほしいと、早めの退院、早めの復学になることが多いです。私…

高次脳本⑦ リハビリテーション科の医師が選ぶ障害の本

高次脳本7冊目 交通事故で頭を強打したらどうなるか? 高次脳機能障がい者支援に行っているリハビリテーション科の医師(きもの大好き)がおすすめする本の紹介です。 大学に復帰してから、マンガを描き、囲碁をやる研究会を作ったり、課題は友人に得意な分野…

高次脳本⑥ リハビリテーション科の医師が選ぶ障害の本

高次脳本6冊目 高次脳機能障がい者支援に行っているリハビリテーション科の医師(きもの大好き)がおすすめする本の紹介です。 普通の家庭が大黒柱の夫が高次脳機能障害を得たことで激変します。谷あり山あり。 その過程は率直な文章で語られたこの本をぜひお…

高次脳本⑤ リハビリテーション科の医師が選ぶ障害の本

高次脳本5冊目 高次脳機能障がい者支援に行っているリハビリテーション科の医師(きもの大好き)がおすすめする本の紹介です。 医師である父親が書いた、高次脳機能障害を得た娘Pちゃんのドキュメンタリーです。出産まじかに血圧が上がったりするのはよくある…

高次脳本④ リハビリテーション科の医師が選ぶ障害の本

高次脳本4冊目。 高次脳機能障がい者支援に行っているリハビリテーション科の医師(きもの好き)がおすすめする本の紹介です。 『日々コウジ中』柴本礼著はコミックで読みやすいので、脳卒中を発症したばかりのご家族や相談に来た当事者の方にまず、お勧めする…

高次脳本③ リハビリテーション科の医師が選ぶ障害の本

高次脳本3冊目です。 高次脳期の障害者支援を10年以上関わっているリハビリテーション科医師がおすすめの高次脳機能障害について本を紹介しています。特に当事者家族が書いた本を紹介しています。 鈴木大介さんは高次脳機能障害を得た後、まず出版されたのは…

高次脳本② リハビリテーション科の医師が選ぶ障害の本

高次脳本2冊目です。 高次脳機能障害は見えない障害といわれて、手足のまひや失語症と異なり、一見してわかる障害と比較して周囲から理解されにくいと言われます。自らも自覚しにくいのが特徴とされています。 シェリル・サリバン医師は医師です。スキー場で…

高次脳本① リハビリテーション科の医師が選ぶ障害の本

今まで、着物中心に書いてきましたが、今回は障害の本の紹介をしたいと思います。 私の専門の一つに高次脳機能障がい者への支援があります。 高次脳機能障害は見えない障害といわれて、周囲から理解されにくいと言われます。 悩んだ当事者(患者)やご家族が自…