京都キモノを学ぶ旅~白生地から誂えるきものの旅番外編その2
KICCAきものカラーコーディネーターで、リハビリテーション科専門医のkerosです。
染め工場見学は続いています。
〈日本の柄〉
疋田、ひったと読みます。
大きな柄の中に埋めるように染められる疋田柄。
左は染め、右は絞りです。絞りの方が立体感がありますね。
疋田絞りは鹿の子絞りとも呼ばれます。
(いわゆるバンビ模様、ちなみに鹿の子は夏の間の鹿の毛の模様、小鹿だけでなく、成熟した鹿にも見られます)
それを染めで表現するのが疋田染め
動画をご覧ください。
京都の型染め職人さんが疋田染めについて語っています。
— shiho toyooka (@kerosiho) 2020年9月23日
奥行きを出すために手をかけて染めていく。 pic.twitter.com/71Madhe9s9
京都の型染職人疋田染めを語る
こちらの工房では鹿の子模様をしぼったように表すために4,5枚の型紙で濃淡をつけます。奥行きがある疋田柄になりますね。