色で楽しむキモノ~Let's coloranalyze!~

医師できものカラーコーディネーターが着物の魅力と生活のスパイスを書いています。

京都マイ帯ワークショップ報告(1)

 

この半幅帯、京都の染め工房で自分で染めました。

いかがですか?

 

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3月31日に京都のアトリエまさ木節子さんと初企画『京都マイ帯ワークショップ』を開催しました。

京都の染め工房で自分で帯を染める企画。

 

なぜ、帯染め企画?

 

着物は100万円とか、呉服屋さんでは巻き巻きされて無理やり買わされるから怖い、という話をよく聞きます。

 

着物業界では当然な常識も、ただの着物好きの私にはわかりにくい世界です。

わからない着物の世界を衰退していく、伝統が~、手間がかかる~と言われても共感できない、わからない。

きものファンとしてただ買うだけでなく、どういうところでどういう人が着物や帯を作っているのか知りたい!そこで、節子さんにお願いしてワークショップを企画。

同じように好奇心あふれるメンバーと実際に帯を染めに行ってきました。

 

帯を作るには多種の職人さんが必要

 

きものや帯を作るためにたくさんの工程があります。

 

今回は工程は

  • 生地屋さん、
  • 生地を選んだあと整える地入れ屋さん(染められるように整える)
  • 染める工場も
  • 全体(地色)を染める専門、2.型を使って染める専門、3.ぼかしが得意な工場。。。
  • 染めた後、色を定着させる工場
  • 仕立ては和裁師さん

 

そして、その間を繋ぐ、マネージャーのような節子さん。

私の帯はこの人たちを行ったり来たりしながら出来上がりました。

 

 

このワークショップが実現したのはマルチリンガルメソッドで有名な新庄正恵さんのおかげです

http://multilingualclub.jp/about/

アドバイスしていただいて、実際には参加もしていただきました。

 

 

 

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