色で楽しむキモノ~Let's coloranalyze!~

医師できものカラーコーディネーターが着物の魅力と生活のスパイスを書いています。

同世代の子育ての思い出を聞いて学校教育の力を考えた

 

 今朝(5月14日)のNHKで南京子先生が出演されていました。

映画「いのちの停車場」が公開されるのですね。

 

すでに就職、結婚、母親になってから、医師を目指した南京子先生。

学ぶことへひたむきな姿勢に感嘆しました。

そして、娘さんとの交流に親しみを感じました。

それに私とほぼ同世代なのです。医師になった経歴は違っても同じような世代というだけで病院で働く忙しさとか、子育て中の家庭の様子は似ているものかもしれません。

南先生の娘さんが子供のころ勉強しているお母さんの絵を描いたというエピソードが紹介されました。うちの息子は小学校の時、お掃除やお料理をしている私の姿を描いて夫が「子供も大変だね…」とつぶやいていましたっけ(笑)

 

子供の母親像は教育により作られるという話

 産休明けの生後2か月から保育園に通った息子は小学校に入る前は母親の役割についてはぼんやりとしか意識していなかったと思います。でも小学校に入ると母の日にお手紙を書きましょう、家でのお母さんの仕事を調べましょうなど、家庭内の役割に沿った教育がなされます。そこで、自分の家族を振り返り、母親は家事はせず、当時は東京横浜に週の半分は移動していた母親一般的な母親と異なると気付いたようです。

でも、図画の時間は定型的な母親像を描いたんだなあ、学校教育の力恐るべし。

 

早速、映画化される原作、「いのちの停車場」をぽちりました。この報告はまた後程。