色で楽しむキモノ~Let's coloranalyze!~

医師できものカラーコーディネーターが着物の魅力と生活のスパイスを書いています。

喪服を着ました 報告記(1)

着物の喪服お持ちでしょうか?
先日、姑の葬儀で喪服を着たのでその時の覚え書きです。


今は両親が結婚の時に持たせてくれるという時代ではないです。
30年以上前に結婚した私も別にもらっていません。

 
 
 
 
 
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先日喪服を始めてきたとき。葬儀場の安置室に一日いるので練習と思い半幅帯に合わせました(友引が入りこの翌日が通夜、その次の日が葬儀でした)

 
 
 
 
 
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キモノ好きになった時から準備したい、いよいよの時は着物を着たいと思っていました。
15年くらい前、その時よく買っていた近所の呉服屋さんのセールで手ごろな値段の喪服セットを見つけました。
私よりも二つ年上の姉の舅は明治生まれ、買ってみませんか?と声をかけて姉が購入。でも、その後姉の興味が薄れたのかお金を払ってくれないので、私のものとしました。

姉の舅の葬儀では実母の借りて、裄が短かったと言っていました(当然ですね)

 

さて、マイサイズの喪服はその後着る機会がなく眠っていました。

喪服セットの内容は

夏冬キモノ

夏冬帯

夏冬襦袢

夏冬帯締め帯揚

バッグ

 

着付けの道具と草履はありません。

着付け道具はもともと持っているのでいりません。

草履については、しまい込んでいた草履の底が取れてパカパカになる事件が着物愛好家の間では定期的に流れていますので、自分の黒い草履を使いました。鼻緒は真っ黒でではありませんが、足袋は白なので目立ちません。

 

 

 

楽天で探したら同じようなセットがでてきましたが、10万円ほどお高い。
時代の流れでしょうか?
着付けの道具と草履も入っていて、しかもお仕立て付き(お仕立ては海外仕立て)私もキモノ、襦袢、帯の仕立て代が含まれていたように覚えています。キモノは仕立てなければただの布ですから。この六つを仕立てると10万円くらいかかりますので妥当な価格の商品と思われます。
 
今はレンタルする方も多いです。
その土地で業者が決まっているのでしょうか、こちらですとJAで借りる方がほとんどです。
長くなってきましたので続く