色留袖はパーソナルカラーで選ぶ
KICCAきものカラーコーディネーターの志保です。
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今日は色留についてです。
色留は黒留と並び格式の高い着物です。
え~いつ着るの?という方もいますが、
私は今まで、息子の卒業式、姪、甥の結婚式、夫のことのは大賞受賞式に着ています。
最近では日本女医会120周年記念式典に色留で参加しました。
それまではきっと訪問着で行っていた行事に、色留で参加しています。
私の印象としては肩、袖に模様のある訪問着よりも派手に見えない。
上半身は無地なので色選びがポイントです。
私のパーソナルカラーはサマー。ライトタイプというのかダークな色はあまりに合わず、彩度はほどほど、明度は高い色合いが似合います。
この色留は義母のものを作り変えました。
残念ながら私は実母(ウィンター)のキモノはあまり似合いません。
幸い義母のキモノはとても似合うのです。
少し話がそれますが、男性は母親と似た人を選ぶのかもしれませんね。
さて、色留の上半身は色無地、色は自分のパーソナルカラーを選ぶと、帯揚げ、帯、半襟も選びやすくなります。
帯は染め帯で濃い紫を基調にした袋帯で、色相環で反対側になるオレンジを帯締めに合わせました。
帯揚げはここ一番の華やかになる祗園斉藤の菊唐草なのですが上手く絞りの部分がでませんでした。
帯揚げ 菊唐草 菊絞りstore.gion-saito.com
カラーコーディネートだけでなく、自分のお気に入り、身につけて楽しくなるものを加えるのがLet'scoloranalyze!流ですね。
日本女医会は現在は世界でも一番歴史ある女性医師の会です。
120周年おめでとうございます。今の時代を変えるのは今を生きる私たちの責任です(と会長の言葉)伝統の世界で自分の世界観を見つけたいです。