色で楽しむキモノ~Let's coloranalyze!~

医師できものカラーコーディネーターが着物の魅力と生活のスパイスを書いています。

きものパーソナルカラー 「自分に似合う」を深掘り 

こんにちは

KICCAきものカラーコーディネーター®のkerosです。

今回は、単衣の着物コーディネートをカラーカードで説明します。

 

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単衣のキモノのパーソナルカラーコーディネート

好きな色はありますか?好き嫌いとは関係なく、人が個々に持っている肌の色、髪の色、目の色などを活かす、色群をパーソナルカラーといいます。

雑誌にもイエベ、ブルべに分けて、メイクのカラーをアドバイスする記事を見かけます。

パーソナルカラーアナリストは、クライアントにドレープをかけて、その人を引き立てる色を見つけ出すプロフェッショナルです。

私もKICCAきものカラーコーディネーター協会http://www.kicca.or.jp/で、きものだけでなく洋服にも普遍的に利用できるように学びました。

 

皆さんは自分のパーソナルカラーのシーズンを知っていますか?

 

キモノは灰色無彩色です。

帯はアイボリーでほぼ無地です。

着物の場合、譲られることが多いので、必ずしも、自分のパーソナルカラーではありません。

そこで、帯揚げで自分の似合うに、引き寄せます。

帯揚げは帯枕を支えるためのスカーフのような布で帯の上にでてきます。

写真のカラフルな布4枚が帯揚げです。

 

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これをカラーカードに移してみましょう。

(日本色研事業株式会社発行の新配色カラーカード199aから)

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スプリングは藤色、サマーは水色、オータムは抹茶色、ウィンターは牡丹色を合わせました。

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同じキモノと帯の組み合わせでも印象が全然違いますね。それぞれどんな人が似合うのか、想像するのもカラーコーディネートの楽しみの一つです。

 

私のシーズンカラーはサマー、しかも、明るい色が自分の肌を引き立てるライトタイプで、スプリングの一部も合わせるのが得意です。今回スプリングとサマーが似たようなコーディネートになったのはkerosコーディネートになってしまったかもしれません。

 

自分のコーディネートを試して、色を楽しみましょう。