色で楽しむキモノ~Let's coloranalyze!~

医師できものカラーコーディネーターが着物の魅力と生活のスパイスを書いています。

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

型紙パネルを飾る~白生地から誂えるきものの旅(12)

きものは染めの工程に入っています。アトリエまさ木節子さんからの連絡待ちです。 先日、ブログに挙げたパネルと寝室の壁に取り付けました。三つ一緒に並べました。 実は私の家には畳の部屋はありません。洋風のインテリアともマッチしますよね。額に入れず…

山形の味の原点 芋煮、kerosの最初 

今週のお題「いも」 お題 いも キマシタ~ 私が住んでいる山形といえば芋煮。いもこじるとも言います。 河原でも、お料理屋さんでも、家庭でも料理します。我が家はしょうゆ味です。 芋煮向けにはこんなお芋があります。 山形市内村木沢地区には悪戸芋(あく…

残った型紙からパネルに作りました~白生地から誂えるきものの旅(11)

型紙から作ったパネル。 小紋の色型紙から作製したパネルが出来上がってきました。 地元の職人さんは大学生に見えるほど若々しい、素朴な雰囲気の女性です。出来上がった、裏打ちとパネル作成の技術は素晴らしく、紙に描かれた葵が3枚の見事なパネルになり…

秋の色(1) 母の小紋

ちりめんの小紋と山形白鷹の帯です。 この小紋は母から譲られたものです。色は海老茶と濃い紫の間で光の当たり方によって変わります。おそらく、元々の小紋を染め変えたものと思われます。紅型の御所解け風です。いわゆる昭和のキモノの一つ。このような雰囲…

普段キモノの楽しみ(4)

秋になり、嘘つき襦袢に、木綿キモノで過ごすことが多くなりました。 きものカラーコーディネーターのkerosです。 キモノはポケットがないから、バックを持たなければと思っている方! キモノ姿にはたくさん入れるところがあるんです。 ちょっとコンビニまで…

京都へ戻った型紙、残った型紙~白生地から誂えるきものの旅(10)

キモノつくりは運動不足とは無縁。 再び、京都へ 京都のアトリエまさ木、節子さんへ型紙を送りました。 節子さんは小紋柄の見本に、葵の葉の中の柄を書き込んでくれました。型紙がぐっと立体的になりました。カラーカードと合わせてみるとイメージが膨らみま…

普段キモノの楽しみ(3)

木綿のキモノも襟を添えたい季節になりました。 シンプルな縞しまの木綿キモノを2種類のベージュベースの半幅帯でコーディネートしました。 音楽が好きな人なら、ピアノの鍵盤と音符の帯、シーズンカラーがスプリングさんは丸の続いた可愛い帯を選びますか?…

普段キモノの楽しみ(2)

染めの小千谷縮です。夏大島の半幅帯であっさりとコーディネート。 小千谷縮は後染めでヨロケ縞で染めてもらったもの 実は友人と二人で同じ色に染めたので、オータムの彼女とサマーの私に両方に似合い、できれば晩夏に着られるこっくりした色が希望でした。 …

普段キモノの楽しみ(1)

普段キモノの楽しみ 4月から週4日間きもの生活を目指しています。 今年の夏は、たくさんキモノを着ました。キモノといっても浴衣あり、木綿キモノありで長襦袢を着ないで、帯は半幅帯で気軽に着ています。 家にいる時はキモノを着る。自分の時間が楽しくなる…