色で楽しむキモノ~Let's coloranalyze!~

医師できものカラーコーディネーターが着物の魅力と生活のスパイスを書いています。

キモノの文様

銀太郎さんお頼み申すby東村アキコ コミックでキモノ

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東京キモノショー2022ご報告(1)

東京キモノショー終了! キモノ好きの熱い気持ちが天気を呼んで、30度越えの暑い日でしたが、おもいってきり楽しんできました。 まずは、キモノスタイル、私、Let's coloranalyze! のコーディネートから 周りはかなり個性的なコーディネートが多く、楚々とし…

東京キモノショーのコーディネート インスタグラム

東京キモノショーのコーディネートで草履を合わせました。 その草履はなんとオリジナル インスタで紹介していただきました。 この投稿をInstagramで見る ナツメミヤビ 上濃 雅子(@natsumemiyabi.masako)がシェアした投稿 大人の色草履 あっさりしたネーミン…

東京キモノショーのコーディネート紹介していただきました、色無地をつくる編

一緒にキモノ、帯を作ってきた、アトリエまさ木さんに紹介してもらいました。制作側の良いものを創る熱意を感じます。 生地を探したのは去年のまだ暑いころ。 色を染め、生地の柄を決め。 その後はほとんどzoomでも打ち合わせでした。 誂えキモノのだいご味 …

還暦キモノストーリー(5)コーディネート、キモノショー

2022年5月28日、29日に日本橋人形町を舞台に東京キモノショー2022が開催されます。 tokyokimonoshow.com 自分の還暦のために創ったコーディネートを出展することにしました。 完成したキモノと帯はこれです。 View this post on Instagram A post s…

還暦キモノストーリー(4) 染め帯のおあつらえ、色とニュアンスを伝える難しさはだいご味💕

帯の柄は決まり、次は色です。 夏らしく薄い水色の地色にしました。 柄は秋を感じさせる茶色、ベージュ、臙脂(花)そして、パーソナルカラーのみどりを選択。 View this post on Instagram A post shared by 豊岡 志保 (@letscoloranalize) 生地を染めないで…

還暦キモノストーリー(3)帯のおあつらえ

還暦キモノストーリー 帯のおあつらえ苦戦~ 帯、生地は絽(変り絽)に決めました。 さて、柄です。秋を感じさせる伝統の柄 御所解け、千鳥、そして、私の新しい船出を感じさせる柄をいくつか選んでもらいました。 View this post on Instagram A post shared …

礼装について考える キモノは自由!

View this post on Instagram A post shared by 豊岡 志保 (@letscoloranalize) View this post on Instagram A post shared by 豊岡 志保 (@letscoloranalize) 親族の結婚式に出席しました。 息子の大学卒業式に着ようと準備した色留袖の出番と張り切って、…

さくらの訪問着に限界に悩むキモノ好き

医師できものカラーコーディネーター®の志保です。 今年のキモノ計画に、大きな会が二つ入ってきました。(待ってました) 身内の結婚式と、元の職場の設立〇周年記念の式典です。 もちろん着物で行きます。 私はパーソナルカラーはサマーで黒はにあいません…

クリスマス帯コーディネート二回目

View this post on Instagram A post shared by 豊岡 志保 (@letscoloranalize) www.instagram.com じみハデな小紋にクリスマス帯。着付け教室のクリスマス会は皆さんの装いが楽しみであり、(´∀`*)ウフフちょっと緊張します。クリスマスカラーコーディにするか…

バティックの帯

バティックを帯にする 左から半幅帯(プリント)、袋帯(型染め)、名古屋帯(型染め)、名古屋帯(手染め) バティックを帯にしています。 半幅帯、名古屋帯、袋帯にしたものもあります。 すべてバリ島で買いました。バティックはインドネシアやマレーシア…

お正月コーディネートと宝尽くし(3)実装編

宝尽くしのコーディネート、実装です。 市松模様の袋帯(色は違いますが、鬼滅柄?)は二重太鼓ではなく角出し結びにしました。 そして、2人で写っているには双子コーデ。黒とサンドベージュの色違いの宝尽くし。地色で印象が変わります。赤い帯揚げをアク…

遠い春を待つ帯

今年の冬は当地では雪が多い。雪かき⇒雪投げ⇒雪堀りとグレードアップしていきます。 桜を見上げる少女、ふっくらとした頬が初々しい そこで、桜(葉っぱが違う⁉)の下の少女、イメージとしては若紫(紫の上)が源氏の君を想っている袋帯です。ところどころに…

お正月コーディネートと宝尽くし(2)

宝尽くしの正統派(自分比ですが)ともいうべき小紋柄を紹介します。 ベージュのしぼが高い縮緬に同じ彩度の緑オレンジ水色などで宝尽くしが型染されています。 隠れ傘、丁子、宝珠、打ち出の小槌、鍵、宝袋、巻物。分銅、七宝が描かれています。 黒い帯で粋…

お正月コーディネートと宝尽くし(1)

姑から譲られたきものを着て実家を訪ねるお正月。帯は祖母から。 あけましておめでとうございます。 お正月、元旦のコーディネートは宝尽くし。 ブルーが余りに鮮やかに感じられる宝尽くし柄の名古屋帯は祖母のものでした。いったん次男の嫁であった叔母に渡…

ユニークな柄の着物、ハーメルンの笛吹き

今日のきものは奈良県生駒市の有名な「きもの なかむら」さんで購入したものです。 昔の結城紬ということでしたが、FBの画像を見たとたんに一目ぼれでした。 偶然東京に行く機会があり、中野モノモノで購入。今から思えばコロナ寸前のラッキーでした。 https…

型染めの可能性~白生地から誂えるきものの旅(20) 番外編

型染めは手書きの染めとは違って、いくつも同じキモノがあるのでは?と尋ねられました。プリントとは異なり、手染めの型染めを知っていただきたいと思います。 NHK美の壺や雑誌美しいきものに良く掲載される銀座の有名呉服店のHP (銀座の着物専門店【銀座も…

反物からきものへ~白生地から誂えるきものの旅(18)

着物が縫いあがりました きもののカタチが出来上がりました。実はこの時点では私が見たのは節子さんからの写真です。ハートが袖に肩に裾に踊っています。私のハートも踊ります! うっとり~ 憧れのきものにイメージ似ていますか? 水色の❤(葵)は疋田と暈し…

染め上がりの反物公開します!~白生地から誂えるきものの旅(16)

アトリエまさ木節子さんが染め上がりの反物を美しい写真で送ってくれました。インターネット便利すぎる。 茶色、クレーの柄の中の疋田染めも、水色のぼかしのところも、思い描いていた以上の出来上がりにうっとりしています。 葵の葉脈が天使の背中の羽のよ…

型染め、本番~~白生地から誂えるきものの旅(13)

アトリエまさ木のマダム節子さんから、型染の動画、写真が届きました。 私が選んだ葵の柄、どんなふうに染められるのか? 節子さんの説明から 今回の葵の柄は本来色ごとに15〜16枚の染め型を使用します。 Kerosの好みで柄を減らし、色もランダムに付けたた…

残った型紙からパネルに作りました~白生地から誂えるきものの旅(11)

型紙から作ったパネル。 小紋の色型紙から作製したパネルが出来上がってきました。 地元の職人さんは大学生に見えるほど若々しい、素朴な雰囲気の女性です。出来上がった、裏打ちとパネル作成の技術は素晴らしく、紙に描かれた葵が3枚の見事なパネルになり…

秋の色(1) 母の小紋

ちりめんの小紋と山形白鷹の帯です。 この小紋は母から譲られたものです。色は海老茶と濃い紫の間で光の当たり方によって変わります。おそらく、元々の小紋を染め変えたものと思われます。紅型の御所解け風です。いわゆる昭和のキモノの一つ。このような雰囲…

京都へ戻った型紙、残った型紙~白生地から誂えるきものの旅(10)

キモノつくりは運動不足とは無縁。 再び、京都へ 京都のアトリエまさ木、節子さんへ型紙を送りました。 節子さんは小紋柄の見本に、葵の葉の中の柄を書き込んでくれました。型紙がぐっと立体的になりました。カラーカードと合わせてみるとイメージが膨らみま…

続々 葵柄再考~白生地から誂えるきものの旅(9)

初心にかえって柄を決める キモノの柄配置を自分で決める!難しい。2つのパターンを作って交互に染めて、流れのある模様をつくりたい。悶々としましたが、行き詰った時は人に頼る。 着物好きの地元の若い友人をお茶に招きつつ、図案を選ぶアイデアを考えても…

続 葵柄再考~白生地から誂えるきものの旅(8)

KICCAきものカラーコーディネーター®、リハビリテーション科医師のkerosです。 これまでの旅 京都の型染め工房へキモノの柄の相談に来ています。職人さんのお話が興味深くて、寄り道していました。 さて、白生地に染める葵の柄は思ったよりもゴージャスで迷…

葵柄再考~白生地から誂えるきものの旅(7)

葵柄の完成度の高さに迷い中 私の反物用の元の柄はゴージャスです。葵の葉のほかに花や葉が流れるように満遍なく描かれています。これは紙の試し刷りです。もうこのまま額に入れて飾りたいくらい素敵。 紙に試し刷りされた葵柄 この元の型紙は和紙に描かれて…

京都キモノを学ぶ旅~白生地から誂えるきものの旅番外編その3

染め工場見学の最終回 京都 型染め 〈 地色は最後に決める〉 帯の柄を見ていて、これで出来上がりかと思いましたが、これから地色を染めていきます。 まず、柄を染めて、それから地色。柄が泣かないように(にじまないように)糊で伏せています。糊を伏せた…

京都キモノを学ぶ旅~白生地から誂えるきものの旅番外編その2

KICCAきものカラーコーディネーターで、リハビリテーション科専門医のkerosです。 染め工場見学は続いています。 〈日本の柄〉 疋田、ひったと読みます。 大きな柄の中に埋めるように染められる疋田柄。 左は染め、右は絞りです。絞りの方が立体感があります…

京都キモノを学ぶ旅~白生地から誂えるきものの旅番外編(1)

染め工房見学記 型染めの手わざを学ぶ 以前にも書きましたが、型染小紋は職人の技です。プリント工場ではありません。 アトリエまさ木の節子さんに紹介してもらって、工場を見てきました。私の生地もこちらで染められる予定です。ドキドキ。京都は山科の住宅…

特別展『きものKIMONO』図録

今週のお題「読書感想文」 行けなかったきもの展へのオマージュ 2020年夏、残念なことと云ったら、京都へ学会参加ができなかったこと(リモートで参加)と、この特別展「きものKIMONO」 https://kimonoten2020.exhibit.jp/に行かれなかったこと。前もって図録…