色で楽しむキモノ~Let's coloranalyze!~

医師できものカラーコーディネーターが着物の魅力と生活のスパイスを書いています。

還暦キモノストーリー(3)帯のおあつらえ

還暦キモノストーリー 
帯のおあつらえ苦戦~ 

帯、生地は絽(変り絽)に決めました。

さて、柄です。
秋を感じさせる伝統の柄

御所解け、千鳥、そして、私の新しい船出を感じさせる柄をいくつか選んでもらいました。

 
 
 
 
 
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お花が入っている方がいいのですが、お庭に咲く花ではなく風景の中にある草花、秋を感じさせる萩、そして動きがある、川をすべる舟と岩山。

この柄を選びました。
それから、自分で色を選びます。

まず、帯の色は薄い水色。

そして花のために茶色、臙脂、緑

お値段を考えてこの三色。

緑はキモノとリンクさせます。

ワクワク。

京都のアトリエまさ木さんとZoomでも打ち合わせ(おしゃべり会?)真剣です。
苦戦したのは実際にこれがどういう帯になるかイメージがわかないところです。

 

名のある呉服屋さんもオリジナルを創るのを嫌がります。

もうちょっとこういう色が良いなあと思っても、呉服屋さんのセンスにお任せすることが多かったのです。

今回は自分で選び、その代わり責任もでてきます。

私にしては慎重に。進めています。

 

続きます。