色で楽しむキモノ~Let's coloranalyze!~

医師できものカラーコーディネーターが着物の魅力と生活のスパイスを書いています。

初めてキモノを買ったとき

キモノを初めて買ったのはどこですか?

リサイクルショップ?メルカリ?それとも出入りの呉服屋さんからですか?

 

私は実家で母がデパートの外商や呉服屋さんが来て反物を広げるなんて買い方を見ていましたが、もうそういう時代ではありません。

 

私が初めてあつらえのキモノを買ったのは約20年前。
息子の小学校の入学式に母からもらった訪問着を着た後、キモノ熱が発症して、本を読んでいました。

きくちいまさん、石田節子さんの著書では、母のデパートキモノとは違う着物が紹介されています。

タンスにしまっておくキモノではなく、普通の日に着られる、どちらかというときらびやかではないキモノ。

 

特に遠藤瓔子さん(懲りない壁の中の…著者安部譲二さんの元妻)の「きものであそぼ」を繰り返して読みました。

そして、思い切ってインターネットで紬の反物を買ったのです。八掛は無難な色をとメールでお願いして、寸法も伝えて、お金を支払う。

今では何ということのない作業でしたが、当時は、本当に着物が届くのかドキドキでした。お仕立て付きで12万円くらい(格安!)で結城紬と言われるものを手に入れたのです。

この時はまだ、キモノを自分で着ることはできませんでした。

 

さて、その着物今でもお気に入りです。

 
 
 
 
 
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まさかその後20年もこのキモノを着ることになるとはΣ(゚Д゚)

キモノの柄がごちゃごちゃなので、あっさり、緑と茶色でまとめました。

茶色は黄色、赤、オレンジ色がかった茶色に分けられます。
それを補色である、緑と合わせて、現代風に。
セピア色の帯揚げもミドリがかって見えます。

 

遠藤瓔子さんの「きものであそぼ」はこちらから