キモノの柄を迷い中~白生地から誂えるきものの旅(3)
キモノの旅の案内人、アトリエまさ木のマダムからキモノの柄の提案がありました。
実際の染め型だそうです。これ自体が工芸品ですね。
葵(左)、雲取り右上、下)、雪輪(右中)です。
『雪輪』は大好きな柄です。季節に合わせても良いし、夏にまとうのも涼やかで粋ですね。
『雲取り』は絵巻物での場面の変換にも使われる古典柄です。
日本画家 山口晃さんも雲取りを絵の中に常用して、精密に描かれた大きな景色をまとめています。
『葵』 一つ飛ばすと、ハートに見えませんか?古典でありながら現代の模様に通じる可愛らしさ。
葵文様は二葉葵の葉を文様化したものです。三つ葉葵は徳川家の文様として有名ですね。
迷いに迷っています。どれも美しいから。
それが楽しいきものの旅。