色で楽しむキモノ~Let's coloranalyze!~

医師できものカラーコーディネーターが着物の魅力と生活のスパイスを書いています。

京都マイ帯ワークショップ報告(3)

 

帯を染める

ワークショップの参加者は染める人3人(Mさん、節子さん、私)、見学2人。

全員でランチ会からスタートです。

パーソナルカラーをドレープで合わせながら、似合う色⇒染める色へと決めていきます。

色は迷う迷う~そして、私は3色、としました。それに生地そのものを生かした4色になります。

 

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Mさんは、オレンジ、黄色、生地の色を三分の1ずつのぼかし染めに挑戦。

 

そして節子さんは、紬地で名古屋帯を染めることになりました。

 

工房では、まず、染めのプロフェッショナル、社長さんが染めについて説明してくれます。職人技のすばらしさに、ほれぼれ。ふんわりくっきり柄の良さが生きる染め方です。

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その間に職人さんが色を調合してくれました。

難しかったのは見ている染料の色と実際に出来上がる色が異なるところです。後は素人ならではの度胸と愛嬌で勝負です。

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NHKのドラマで見たように布が張り巡らされている工房です。

伸子でぴんと張られた帯地を染める前に職人さんとどのように染めるか打ち合わせ。

私は縦に縞になるようにしました。間隔はできるだけアトランダムに。

さて、次へ続きます。