白生地を京都に送りました~白生地から誂えるきものの旅(2)
今回、ご縁があり、『アトリエまさ木』のマダムと白生地からきものを染めて誂える過程をご報告します。それはまるで旅。
旅先案内人のマダムは京都の老舗染物屋さんで悉皆部門を担当しています。わがままな旅人ですが、よろしくお願いします。
なぜ紬か?
お母さんや知り合いの方から譲られるキモノは大島紬や晴れ着(訪問着)が多いのではないでしょうか。
紬といえば、結城紬に大島紬、その芸術性、工芸の価値は素晴らしいものですが、普段着とされています。でも、令和の紬は軽やかに、結城紬の織りを見てもらうのでなく、色と柄で、おしゃれなレストラン、同窓会、親族のパーティーにまで着て行かれるキモノを目指します。
着ている私が幸せになれるものを創りましょう。ドキドキ!
さっそく白生地を京都に送りました。
送った生地をきれいに、染める前の準備をしてもらいました。お風呂に入って後の様な爽やかさ。
約半年間、色の打ち合わせから、柄の提案、リモートでの、リアルでの相談の様子をお伝えします。
憧れのきもの人~白生地から誂えるきものの旅(1)