色で楽しむキモノ~Let's coloranalyze!~

医師できものカラーコーディネーターが着物の魅力と生活のスパイスを書いています。

インターネットでキモノを買うコツ教えます

今週のお題「買いそろえたもの」

 

インターネットで後悔しないキモノ購入のコツです。

ちょっと引かれてしまうかもしれません。

私がまだ、キモノを買いたくて、集めたくて仕方がなかった時の話です。

 

ネットのキモノ販売を見て過ごす時代がありました。

お気に入りは「京都きもの市場」の在庫処分のページ
今日、見てみたら。私が思うより高い在庫処分になっていました。
今ならフリマで探したかもしれませんね。

 
 
 
 
 
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実はこのキモノ2枚とも「京都きもの市場」で買った反物を仕立てたものです。

 

私の買い方の特徴は、とにかく長い期間見ているということ。

両方とも半年以上は掲載されていたと思います。
1週間後に再度見てみるとまだ売れ残っている、それを確認してホッとする。

その間に、茶色の方は少しずつ値段が下がったように覚えています。

どちらも一万円以下ではありませんでしたが、大柄の小紋は一万円台、茶色のお召は2万円くらいだったような。もう十年以上前の話です。

 

私にとって2枚ともお気に入りのキモノです。

季節になると必ず着る、定番の一枚。

完全に元を取っています。

 

ゆっくり考える時間をとることで、後悔する買い物を減らせています。

売れてしまったら、それもラッキー!(お金が減らない)

 

そして、高い買い物をしない。
自分で決めています。

恥ずかしながら、2万5千円くらいまで。税込み30000円。

反物は仕立ては地元のいつもの方に手縫いでお願いします。

帯はショップでしたててもらう、ミシン仕立ててでもOK。

 

安いものは生地の質はどうなのか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

私は生地の質にはこだわりません、しわが付きやすい生地は結局いくらお高いものでも着なくなってしまいます。

この二枚のキモノはしわが付きにくい(一枚は絞り)のも毎年出番がある理由と考えています。

 

キモノはそのものだけでなく、仕立てや胴裏、八掛もお金がかかります。

胴裏は、メルカリやワゴンセール、特売などで安いのを見つけたときに買っておきます。お友達と分け合うことも。

八掛は、茶色は他のキモノを単衣に直したときにモノを使いまわし、小紋は和裁士さんになるべく安くと依頼しました。

最近はワゴンセールで自分の気に入ったカラーがあった時に買っておくこともありますが、出来るだけ薄めの色にして、なんでも合うものを探しています。薄いグレー、ベージュなど。思ったより薄い色をおススメします。

 

私のマイペースの購入術

  • 半年寝かせる
  • 前もって自分が払う限界の値段を決めておく
  • その間に八掛、胴裏の格安を探す
  • 売れてしまったらその分将来への貯金と考える

インターネットでも10年着られるキモノは探せます。